40で生まれ変わる

40才からの楽で気ままな生き方を模索するブログ

理想の老後。

f:id:ame8:20180214024729p:plain

家、ついて行ってイイですか?(明け方)という番組を見ていて、釘付けになりました。テレビ(Tver)はいつも、ながら見をしているのに、この回だけは集中して見ました。2回も。

 

【涙】終の友を見つけた!桂子83歳&亀代84歳:家、ついて行ってイイですか?(明け方)

www.tv-tokyo.co.jp

 

二人とも80代にしてはとても若くて元気で楽しそう。

旦那さんの介護をして看取って、今は一人暮らし。

家賃月2万円の都営団地に暮らし、「いこいの家」という老人施設で交流などしているそう。

 

私の老後はこんな感じだろうな。こんなだったらいいな。

初めて自分の老後を想像できました。

 

今までも質素な暮らしをしていますが、老後も贅沢をしたいとは特に思いません。

ただ不安なく暮らしていければ充分。

今はURに住んでいて、この東京の団地よりも倍以上の家賃ですが、老後はこういう市営・県営の団地で暮らせれば充分だな。

東京の団地はさすが立派ですね。高層でエレベーターがあって広くてきれい。

うちのURなんかよりずっといい。

もし可能なら、老後に東京に移住するのもアリだな。

本当にこのお二人がうらやましいです。

 

住居もですが、友達関係も理想的。

鍵を渡し合って、有事のときには助け合っているそう。

普段は老人施設で仲間と楽しく踊ったり歌ったり。

案外、年を取った方が、友達ってできやすいのかもしれません。

 

今はまだ自分の家族に手一杯の私の友人たちも、子供が巣立ち、相手が先立てば、一人になる人も多いでしょう。

そうなったら、みんな同じような感じかもしれません。

もちろん、子供がいる人は同居したりもあるし、いざとなったら子供に助けてもらう安心はあるでしょうけど。

私にもし子供がいたら、子供の人生は本人のものなので、できるだけ頼りたくないし、介護も頼まないと思います。

ウチの母もそんな感じです。

母もこのお二人みたいな感じだろうなと思います。

そういう意味でも安心しました。

 

むしろ、まだ若い私の方が友達づきあいがありません

まぁ、自分から避けているのもありますが…。

東京ではわりと友達づきあいがあったのですが(周りに独身が多かったからかな)、こっちに移住してからほとんど無くなりました。

大学時代の同級生がたくさんいるので誘ってもらうことはあるのですが、最初は付き合いで参加していたものの、ほとんどの人が家庭持ちで、なんか浮いてしまう気がして、ほどなくして断るようになってしまいました。

みんな立派だし…。話が合わないんですよね。

自慢大会みたいに思えてしまうんです。

 

これから、老後も付き合いが続くような友達ができたらいいな と思います。

質素な人との方がきっと気が合うだろうな。

 

お金があれば違うかもしれないんですけど、私は贅沢にあまり興味がないんです。

もちろん、旅行とかおいしいものとか趣味とか、思う存分できたらいいな とは思いますが。

家を建てたり、車や高級品を所有したり、といったことにはまったく興味がないです。

家なんてあったら足かせになって、自由が無くなる気がします。

(あったらあったで、安心感はあるかもしれないですね。持ち家に住んだことがないのでわかりません。)

こういう団地にも住もうなんて思えないだろうし。

プライドや上流志向って、邪魔でしかないと思うのです。

私の元婚約者とその親・親戚がそれだったので、「この家との結婚は無理だ」と思いました。

多分、無理して結婚しなくてよかったと思います。

 

貧乏の方が気が楽。私の場合。

将来、どこに住んでいるだろう。

楽しみです。

 

この番組を見て、すごくほっとしました。

私たちの世代は特に生涯未婚率が上がってきているので、独居老人はもっと多いだろうし、住居や福祉や設備はもっと整っていると思います。

独居老人がお互いに助け合い、自活できる、それが当たり前になっていたらいいな。

今のうちに蓄えを増やすようがんばろう(私の場合、年金に期待できないので…)。

それと、友達を作って大事にしよう。

そして何より、健康第一