今年は絵を描く。
今年ももう3分の1が終わりました。
1,2月は仕事がなくて、毎日遊んでいました(映画三昧)
3月中旬に取引先から電話があり、久々に仕事の依頼。
久々の打合せ、外出。
頭はぼさぼさ。半年以上美容院に行っていない…
ニット帽をかぶっていきました。ははは…
(この後すぐに美容院でばっさりショートにしました)
すっかり引きこもり。
この仕事開始をきっかけに少しずつ取戻しつつあります。
前から気になっていた、近所のデッサン講座に通うことにしました。
見学に行き、良さそうなので次回からの申込みをしました。
4月開講なのですでに1か月分後れを取りましたが、自分のペースで好きに描いていいとのことで、自分に合っていそうです。
見学なのに先生にいろいろ質問していろいろ教えてもらって「あ、まだ月謝もらってないのに教えすぎた!(笑)」と皮肉を言われてしまいました。
私は聞きたいことは全部聞かないと気が済まないのです。
興味があることほどしつこく聞くので、嫌われていないといいけど^^;
その教室は毎週平日の昼間というのもあり、主婦っぽい年上の女性がほとんどで、あとは定年された男性が2人、私と同年代の主婦らしき女性1人という感じでした。
他に3人いるようですがお休みでした。
定員は20人ほどで、空きが2席、ギリギリでした。
もっと少ないだろうと思っていました。
4月からの新入生は3人、あとはずっと続けている方だそうです。
いい先生なんだろうな と思います。
私もちょっと話しただけで、「あ、この人についていったら、きっと上達というか、いいことがありそう」と思いました。
みんな経験が長いだけあって、とても上手でした。
思わず「みなさんすごく上手ですね!」と言ったら「競い合っているわけではないから(上手い下手が重要ではない)」と先生。
その日は木炭での石膏デッサンで、みんな黙々と集中して描いていました。
この講座の良いところはなんといっても料金。
1回2.5時間で1500円。こんな安いところは他にありません。大体5千円近くします。
定型の講義等はないので、普通のスクールとは違うと思います。
スクールで方法論を学ぶ癖がついている私は、ぐいぐい「どうすれば?」とか聞いてしまいそうですが、しばらくは自粛して様子を見ようと思います。
石膏像を描けるだけでも十分満足だと思います。
石膏像なんてなかなか持てないですし、持ちたくないですもん(邪魔)。
5月途中から静物を描くそうですが、私はしばらく石膏像を描かせてもらおうと思っています(わがままでもいい、したいようにする)
絵を習う目的は・・・
・絵が上達して、仕事に活かす
・見なくても想像でさらさらっと思い描いたものを描けるようになる
・なんでも描けるようになる
・絵の引き出しを多くしたい
・ポートフォリオとして載せる(デッサンは絵の基本)
・絵を描く習慣
・絵を描くことが好きになる(正直、好き以前にめんどくさい)
・絵を速く描けるようになる(めんどくさいのは遅いから)
・絵の師匠がほしい
・友達、絵の仲間をつくる(…ちょっと無理そうだけど、できれば)
・気分転換
・人と接する習慣
・適度な運動(徒歩片道25分)
などなど、結構欲張りですが。
お金を払うからにはちゃんと得るものがないと。
絵がうまくなって仕事に活かせられればそれでOK。
自己投資です。
1年通う予定だから6万円くらい。
プラス画材代。
GW明けから始まるので、それまでに画材を買いに行きます。
近所には店がないので街まで電車で。
先生から買うこともできるのですが、先生も「画材を選ぶのを楽しんでみたらいい」と言われたので、できれば買ってこようと。
大体全部で7千円くらいだそうです。
カルトンという画板も自前だそうで、画板なんて小学生以来かも。
購入したらまた紹介します。
* * *
仕事はそれから3件ほど片づけました。
4か月間フルでバイトしたくらいには稼げました。
3件で概ね12日くらいの稼働だと思います。
割がいいです。が、依頼数が極めて少ないです。
今年は営業してクライアントを増やすのが目標です。
でもまだ先かな。
あるとき急に気が向いて動くかもしれません。
私はそういうことが多いです。
気まぐれというか。
動くまではじーっとしているのですが、どうやってやろうか策を練り、英気を養っているというか。やる気が起こる・機が熟すのを待っているというか。
自分でもよくわからないけど、独特な行動パターンがあるようです。
動き始めたら目的を達成する(または諦める)まで止まりません。
最近完了した仕事で、ロゴデザインをしましたが、これはトントンと決まりました。
ロゴタイプはほとんど既存のフォントを使いますが、一つだけ自分で文字も描きました。
それが選ばれ、やっぱりうれしかったです。
当初はLED照明サインにするとのことで白一色でしたが、LEDはやめてカルプ切り文字(ウレタン樹脂のカルプボードをカットした立体文字看板)に色を付けることになりました。
それは多分、私のデザインに、LEDには小さすぎるディテールがあったのも原因かもしれません。
それはわかっていてあえて「捨て案」として出しました。
でも本当は、むしろ捨てではなく、はじめに思いついたラフ画をそのまま起こしたものでした。
この仕事では、あまり創作的なものは選ばれない傾向があったので、統一的なフォント文字の方が選ばれるだろうと思っていたのです。
だから、色の提案が追加で来て(配色は料金の内です)、面倒よりもむしろうれしく、楽しんで配色をしました。
とはいえ、色決めは難しいです。全パターンを試してみないと判断がつきません。
単に感覚で「合う色」というよりは、色や組み合わせに意味づけと目的を設定して、系統立てて配色しました。
闇雲に無意味にたくさん出しても説得力がなくて、選ぶ方も困ると思うので。
配色8案出して、私も一番好きだと思ったものが選ばれました。
このクライアントさんとは趣味が合うなぁ(^-^)
そして、担当者(大学の同級生)からは「かわいいロゴをありがとうございます。またGW明けに別の案件のロゴを依頼します」と連絡が来ました。
うれしいなぁ。
喜んでもらえる仕事ができたときが一番うれしいです。
楽しいなぁと思いながらした仕事は、クライアントにも喜んでもらえるようです。
私は今のところ、かわいいデザインは得意な方だと思うのですが、大人っぽいものや、かっこいいもの、風景や建造物や宇宙的な世界・背景もできるようになりたいんです。
だから、絵を習おう と思いました。
いい仕事して、稼いで、いい道具を揃えて、いいものを見て、勉強して、もっと稼いで、いい道具を買い替えて、いろんなものを見て・・・
そんなふうに死ぬまで進んでいけたらいいなぁ
とりあえず今一番の楽しみは、久しぶりに絵を描くことです。