読みきれないのに借りてしまう。
先日、図書館で借りてきた本。12冊。期限は2週間。延長で4週間。
自分でも呆れるくらいたくさん借りてしまいました。
本をリュックにしまっていると、隣で同様に帰り支度をしているおばさまに「そんなに借りるの?すごいね!さすが!」と感嘆(?)されてしまいました。
家事も何もしないなら読めるんですけど、さすがにそこまで暇ではないので、自分でも読めるのかな…と思うのですが。本って出会いじゃないですか(笑)そのときたまたま見つけて、読みたい!と思ったとしても、次にまた出会えるかわからないし(貸し出し中とか)読みたいと思うかもわからない。だから今借りないと。
ついに「サラバ!下巻」を借りました。これと「仕事が速い人は図で考える」は次の予約が入っているので延長不可。まずこれを読まなきゃいけません。両方とも今回予約してでも借りたかった本です。
「うちの子になりなよ」「こちらあみ子」「残穢」「一〇三歳、ひとりで生きる作法」は前から借りようと思っていた本です。
「うちの子になりなよ」は著者が知人なので読んでみたかったのです(おもしろそうなら買ってもよかったんですが…)。
「こちらあみ子」は、おもしろいという声が多かったのでずっと前から読みたいと思っていました。
「残穢」も映画になったときに知って、すごく怖い本だそうで読むの怖いなぁ、読めるかなぁ…と思いつつ借りました。わりと本がきれいだったのもあります。その著者の「営繕かるかや怪異譚 」もあったので一緒に借りてみました。
「一〇三歳、ひとりで生きる作法」は以前も読んだ篠田桃紅さんの本。
100歳前後の方の似たような人生訓みたいな本ってよくあるみたいですね。100歳まで生きただけで価値があるってことですかね。もちろんそれだけではなく、いい生き方をしているからだと思います。
ちなみに昔友人からもらった宇野千代さんの「行動することが生きることである」も最近また読んでいます。ベッドに置いて、寝る前の入眠剤として。眠くなるわけではなく、気分が軽くなる感じがします。ただ、たまに口語体になったり、誰だかわからない人名が出てきたり(恐らく自分のこと)、独特の言い回しがちょっとな…と思う部分もあったり、自惚れやであったり(失敬)すごく好きってわけでもありません。
あとは大体その場で見かけて興味を持ったものです。
「言語小説集 / 井上ひさし」は、中学生の頃、井上ひさしの本がちょっと好きだったので。読みやすかった覚えがあります。
「さよさんの片づけ力が身につくおうちレッスン」「書かなきゃいけない人のためのWebコピーライティング教室 」、こういう実用書は元々好きです。
小説は今まであまり興味がなく(正直、役に立たないと思っていました)、実用書をよく読んでいました。あとはグラフィック系ソフトのテキストや、デザイン系の本など。若い頃はインテリアにも興味があって雑誌を毎号買って読むほどでした。
最近はそういう情報はネットでもたくさん得られるのですが、やっぱりちゃんとした情報は本じゃないとって部分もあります。けど、本になる頃にはその情報はすでに古かったり。情報の速さに追いつかない、情報過多で、逆に情報から距離を置きたくなる気もします。
その点、小説はいいですね。好きなときに読んで楽しめる。おもしろい本は情景がありありと浮かんできてワクワクするので、読んでいて苦ではないどころか楽しい。映画も好きですけど、映画はやはりいろんな枠(時間とか)やイメージの限界があるので、小説ほどではありません。でも小説も、読者の想像力がないと、なかなかイメージを膨らますのは難しい。私は安易にイメージを得られる映像に興味があったのですが(今も)、小説の世界の広がりには勝てないなと思います。脳で起こしたイメージを見る媒体があればいいですね、でも自分のイメージは自分だけのものでいいのかも。
「理想の男性を手に入れる31の法則」「ルールズ・ベスト」はオマケです(笑)以前に知人に婚活を強要させられそうになったとき、本屋に連れていかれ、「これを読むべき!」と買わされそうになった本です。正確にはこの本じゃなかったかも。
エレン・ファインさんのルールズは有名ですよね。それの1冊目は以前に借りて読んだことがあります。いかにも「アメリカのレディーファースト当たり前的な、いけ好かない女こそが理想の結婚を得られる」という内容だったと思います。私の考えと真逆でありえない、無理!と思ったものです。でも今の自分の状況を見ると、やはり参考にすべき部分があるのではないかとも思います。結局実行はできないでしょうけど。これをやるくらいなら一人の方がマシ。と思ってしまうのですが、もう一度読んでみたら何かあるかも…というわけで借りてみました。2冊もw(この図書館にはこの2冊しかありませんでした)多分訳者が違うだけで内容は同じだと思います。流し読みしようと思います。
今回借りた本は比較的きれいです。私が図書館で本を借りるときに重要な条件です。あまりにも汚いものはどんなに読みたくても借りません。そのときはブックオフやヤフオクや本屋(よほどならば)などで買うかな。
特に「サラバ!下巻」はとてもきれいでした。上巻は結構汚かったのですが(ギリギリ許容範囲、表紙にラップを巻いて読みました)。流行で上巻は借りたものの、下巻まで到達する人は少なかったのでしょうか。下巻の方がおもしろいのに(上巻もおもしろいけど)。
今日は確定申告の準備をする予定でしたが、気分が乗らないので(ほぼ終わったようなものなんですけど、気がかりな件があり…)、読書をしようと思います。自分に甘い!どっちにしても早く読まなきゃいけないので…。