2023年は遊んで暮らす。
なんだか、2023年って、あまりしっくりこないというか
ゴロが悪いというか、いまだに「2022年」と書いてしまいそうになる。
それはさておき。
昨年末、退職した。
ちょうど1年。
本当は1月か2月の末にやめるつもりだったけど、
賞与が思っていたよりかなり少なかったことと(規定どおりとはいえ)、
社長と険悪になってきたせいもあり、少し早まった。
自分でも気づかないうちに我慢が限界だったようで、
あと2週間で12月が終わる、言うなら今しかない!という勢いで、退職の意志を告げた。
賞与の翌日は金曜日、有休を取って3連休というタイミングだった。
休みなので、まずSMSで「退職したいのでメールに詳細を送ります」と知らせ、メールで退職願を送付した。
引き止められることもなく、すんなりと受理された。
「心身の不調と、親の介護」を理由にして、説得の猶予を与えない。
そのまま残りの平日は有休消化で、1日だけ、退職の手続きや片付けに出社した。
といっても、それも3時間くらい。別日の半休と合わせて1日分の有休とした。
12月は29日から休みにはいるので、ちょうど有休を消化でき、退職までの2週間を会社で気まずく過ごすこともなかった。この会社は退職は2週間前に言えばOKという就業規則なのだ。
年末退職、オススメ(笑)
自分でもちょっと驚くほど急だったが、入社してすぐからずっと早く辞めたいと思っていたので、これがベストなタイミングなんだろう。
早まったきっかけは、賞与が少なかったこと。
「どういう計算なんですか?」と社長に尋ね、「こういう計算なんだ」と説明されたが、なんだか納得がいかず不満げにしていたら、「それが普通だ。そんなことも知らないのか?会社で働いたことないのか?」と嫌味を言われ、それがカチンときた。
それで、就業規則がまだ渡されていないことが発覚し(社長が忘れていた)、「ごめんごめん、渡してなかった。悪かった。」とその場で渡された。
渡されていれば、賞与計算も事前にでき、どうせ少ないから12月の賞与を待たずにもっと早く辞めていたかもしれない。
賞与をもらってから辞めようと決めていたので、それが期待はずれだったとわかったら、もうすぐにも辞めたくてしょうがなくなった。
社長も、私が辞めたいのを知ってか知らずか、「一番いいのは、ボーナスもらったらすぐに退職願出して有給消化するんだよ」と、冗談半分で私に言ったので、そうか、そうすればいいよねぇと、その案を取り入れたのだ。
退職って結構簡単。
予兆は他にもあった。
賞与の数日前。
仕事はそこまで忙しいわけではないが、少しずつ残業が多くなってきた頃。
そうすると、段々社長も余裕がなくなってくるのか、態度が横柄になってくる。
普通に話しているだけなのに、不機嫌になったり、怒ったりする。
もうそれが我慢ならないので、「どうして怒られなきゃいけないんですか?」と冷静に言い返してみた。
1年近く経つと、もうヘコヘコ言うなりではいられない、私の性分。
これでもずっと我慢してきた。
「社長、怖いです」と遠回しに伝えてきたつもりだが。
その日は事務の奥さんもいた(週に1回だけ通勤)が、みんなシーンとして様子を伺っていた。
そもそも、社長がこんな横柄なのは、それを許し続けてきた奥さんのせいでもある。
だが、奥さんも被害者でもある、すごい言い方で怒号・罵倒されていたこともある(とはいえ、この夫婦は基本的に仲は良い)。
私は胃が痛くなるほど被害があったので、自分を守るためには、はっきりNOと言う必要がある。
もうすぐ辞められる…という気持ちから、大きく出てしまったのもある。
社長は頭を抱え「怒ってない…」と唸っている。
自覚していない。普通に言っているつもりなのだ。
これがパワハラである。
その話は長引かせず、また普通に仕事に戻った。
関係性はややぎこちなくなったものの、滞りなく、仕事はこなしていた。
ある日、社長が、「○○さん、それ、そこに置くのやめてくれる?ここは会社なんだから、お客さんに見えたら恥ずかしいでしょ。自分ちじゃないんだから。」と些細なことで注意してきた。
自分のデスク周りの隅に置いているだけで、そもそも客も来ないし、ただの言いがかりだった。
仕返しか。しかし小さいな。
一応、言うとおりにする。
私も、言いたいことを言うようになった。
社長のやり方ではなく、自分の効率のいいと思うやり方で仕事をするようになった。
しかし、社長はそれがまた気に入らない。
「こうやって、こうやって」と指示をしてくる。
「いや、この方が効率がいいし」と私も言い返す。
コントロールしづらい厄介なヤツ とわざと思わせていたのかもしれない。
いや、社長のやり方は非効率でアナログなので、単に仕事としてベストだと思ってやっていただけだ。
以前は社長が怒るとめんどくさいから言われたとおりにしていたが、もうどうでもよくなったので言い返す。
私の態度が変化したので、社長も、私がもうすぐ辞めることは予想できていたと思う。
私は会社と自分の関係性を壊しにかかっていた。
その場から逃げないと自分が潰れる
自分の本能がそれを察知し、逃げるために自ら壊す。
思えば、今まで、人間関係(主に恋愛)でもそうだった。
もうこの人と別れたい と思ったら、後に引けないように壊しにかかる。
自分ではまだ好きだと思っていたから、どうして自分がそんなことをするのか、自分が理解できなかった。
今思うと、執着していた自分自身が、別れる決心がなかなかつかず、自分の首をしめていたんだろう。
別れると楽になるのに。
だから、壊す。限界なのだ。
まぁ、今回は、そこまで深刻なことではなく、もうずっと辞めたかったので、やっと正直になれて、ためていたストレスを吐き出せた。
単なる潮時だ。
社長も辞められ慣れているのか、淡々と手続きは進み、後腐れなく円満退社となった。
最終出社日の帰りには、お土産や餞別(某株主優待券)などいただいて、非常に紳士的に見送ってもらった。
会社を出た瞬間、「はぁ~!」と大きく息を吐き、ニマニマと笑わずにはいられない、最高にスッキリした気持ちだった。
あ~~~、もうここに来なくていい!
自分の形跡も全部消してきた。
なんて気持ちいいんだ~!
1年働いたので、今度の1年は遊んで暮らす。
これが私のパターン。
お金は入ってこないけど、まぁ、来年また働けばいい。
今年は収入なく(12月分の給与は入るけど)、来年は非課税になって、またフリーランスを始めるかもしれない。
せっかく非課税になっても就職したら会社の社保に入れられて意味がないからね。
フリーランスで非課税が一番いい。
ただ、インボイスやら、300万円以下の売上は雑所得(事業所得にならない)になるかもしれないという、嫌な流れになっている。
生半可な気持ちでフリーランスになんてなれない、厳しい世の中。
コロナが起きてから、いろいろ変わりすぎる。
しかし一方で、副業促進だとか、賃金値上げだとか、労働者にとっていい流れも起きつつある(ように見える)。
どうせ、税金アップや物価上昇で相殺されてしまうけど。
今年は過渡期になるだろう。
様子見つつ、好きなことして、何か楽しくて稼げることを見つけたい。
こういうときは、ヘタにもがかない方がいいのだ。
毎日、好きなときに寝て起きて、好きなもの食べて、好きなことして。
あ~~~ 幸せ。
リミットがあるからいつまでもこうはいかないけど、
1年耐えたから、いーでしょー。
やっぱり、私には雇われは向かないな。
でも、環境と人と仕事が自分に合っていれば、すぐにも働きたいんだよ、本当は。
リモートワークがいい。
環境と人は、やっぱり、合うのって難しい。
仕事だけしたい。
そういう仕事を探そう。気長に。
仕事は好きなんだ、本当に。
会社での、お茶汲みだの、ゴミ出しだの、応対だの、そういう雑用が嫌い。
それを押し付け合うのも嫌い。
嫌味で威圧的な同僚(しかも私にだけあからさまに態度が悪い)も嫌い。
王様気取りの社長も嫌い。
身内の人間が一番めんどくさい。
次何しよう?
楽しみでもあり。しばらく考えたくない気持ちもあり。
あっという間に1年過ぎてしまいそう。
あんまり期待しない。
日本もいろいろヤバいもんね。
タモリも「新しい戦前になるかも」と言っていた。
私もそう思う。
1年後には地獄になっているかもしれない。
ワクチンとか、本当にやばいと思う・・・
既に日本にも戦争が起きているという話も・・・
とにかく、今のうちに楽しんでおこう、好きなことしよう
って思うのは、もうすぐこの世の終末がくることを予感しているのかもしれない。
と言いつつ、毎日、鉄と亜鉛を飲んで、貧血治療にも励んでいる。
あ、また飲むの忘れてる。かなりいい加減である。
立ちくらみとか、走ったときの息切れが無くなってきた気がする。
貧血はさほど支障がないと思っていたけど、心臓に負担をかけ続けるので、心臓が肥大したり悪くなるらしい。
甘く見ず、ちゃんと治した方がいい。もう10年以上放置してしまったが。
私の場合、フェリチンという貯蔵鉄がかなり少ないらしいので、たくさん鉄を取って、貯蔵分を貯めないといけない。半年以上かかる。
亜鉛は胃潰瘍にも効くらしく、しかも免疫も強くなるって、いいことづくめ。
やっぱり、サプリや市販薬なんかじゃなく、病院で薬を処方してもらう方がいい。成分量が全然違うし、薬代は安いし。
幸い、鉄剤飲んでもほとんど副作用がない。苦手な人も多いらしいけど。
鉄一日200mgって多すぎ。
普通はほとんど吸収せず流れてしまうらしいけど、鉄欠乏性の場合、50~60%吸収するとか。
もうひとつ、悩みがあって。
概日リズム睡眠障害(自己診断)だと思う。
どんなに早く寝ようとしても、朝5時を過ぎないと寝付けない。
夜、楽しくてしょうがない。
朝~昼の暖かいときに寝ると最高に気持ちいい。贅沢。
仕事をしているときは無理やり起きていたけど、3~4時間くらいしか眠れないので常に寝不足だった。
今は好きなときに寝ているけど、昼に行きたいところに行けないので困る。
まぁ、予想どおりだ。
平日昼間に寝たり遊んだりして、「今頃、あの人たち、仕事してんだな」と思うと、うれしくなる。
20時頃には「まだ仕事してんだな、信じられないな~」と思ったりもする。
よく働いたよ、まったく。