40で生まれ変わる

40才からの楽で気ままな生き方を模索するブログ

友達との付き合い方。水星逆行は悪循環を正す好機。

 

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友達(Oさん)と喧嘩した。

というか、絶交かな。

 

Oさんは73歳。友達と言えるのかもアレだけど。

絵画教室の受講生仲間。

 

半年前に、Oさんから「お昼でも食べに行かない?」と声をかけられ、ついていった。

車に乗せてくれて、カフェランチをごちそうになった。

資産家?の家に育ったお嬢様だったらしい。

祖父が地元の高校と銀行を創った人だとか。検索したけど名前が出てこないので事実かわからない。

いきなりそんな内輪話をされて、なんだかよくわからなかったけど、今思うと、マウンティングだったのかな?

「年寄りだけどナメんなよ」「人生の大先輩だぞ、お前、子分なれ」みたいな。

 

(しかし、今は、中古の賃貸平屋に住む普通の主婦である。

親は資産家だったらしいが、数年前に実家(豪邸)を兄の元嫁に取られてしまって、財産はほとんど無くなったらしい。

旦那さんは成り上がり社長だったが、自社ビルを建てた後にバブル崩壊で倒産、それからは業務委託の勤め人で、ほとんど仕事で家にいないことも多いらしい。

Oさんもバイトをして少しでも稼ぎたいと話していたが、73歳だし、プライドが高く、社会人経験がないので恐らく無理だろう。)

 

とにかく、自分や家族親戚の華々しい過去について、会うたびによく聞かされた。

 

それから、Oさんの家に行ったり、Oさんの同年代の友人と3人で花見に行ったり、車で送ってもらったり、最初の頃はたまにごはんを奢ってもらったり(最近はない)、お返しをしたり、親密そうな友人関係が続いた。

 

「今度、個展を開こう」と誘われ、私も教室以外で絵を描いてみようと思ったりもした。

 

しかし、私の誕生日の前々日。

電話がかかってきて、「猫が死んだ」と。

Oさんの大事にしていた老猫がとうとう死んだ。

 

労いと弔いの言葉を言って、そのまま切ればよかったのだけど。

Oさんに尋ねたいことがあって聞いたのが間違い(今思うと正解)だった。

その話が、Oさんの逆鱗に触れてしまったのだ。

すぐに何度も謝ったのだけど、Oさんはショックだったようだ。

 

翌早朝、携帯に長文のメールが来た。

メールは苦手で意味不明な文章しか打てなかったOさんが、こんな長文を打てるとは。

怒りの感情はすごい。

 

「すごく傷つきました。

人の気持ちと立場に立って言葉を選びなさい。

貴女と私が友達になるのはまだまだ先の事。

眠れなくなり、飲めないお酒を飲みました。

(以下省略)」

 

ゾ~~っとした。

相当怒ってるんだなぁと伝わった。

そもそも友達ではなかった。(はじめに友達だと言っていたのはOさんだったが)

 

確かに失礼なことを言ってしまったのだけど、Oさんを侮辱したのではなく、客観的事実を伝えただけのこと。

しかし、Oさんからすると、薄々気づいていたけど触れたくなかったことらしい。

悪かったと思っていたけど、メールを読んでそんな気持ちも消えた。

 

ショックだ、怒っている というのは受け入れる。

しかし、「飲めない酒を飲んだ」というのは、私には関係ないこと。

自分の行動を人のせいにする。脅迫とも取れる。

これには軽蔑しかしない。

 

どうして、酒が飲めないのに、眠れないからと飲むのか?

理解できない。

私は、酒は楽しく飲むものだと思っている。

酒を飲むと解決するのか?

酒が飲めない人がそんな発想をするのか?

意味不明なのだ。

そもそも、Oさんは元々不眠症なので睡眠薬を飲んでいる。

今回だけどうして酒なのか?

 

人の気を引くために自傷行為をするメンヘラと同じ思考だ。

この人は非常に「母親気質」なのだが、「自分を犠牲にして育てたのにどうして言うことを聞かない?お前のせいで私の人生はめちゃくちゃだ」と言いながら子供を虐待したり酒に溺れたりする毒親の思考と同じだ。

(実際、子供の夢を勝手に壊したことがある。本人が嬉々として話していた。)

 

これ以上関わるのは怖い。

お互いのために離れよう。

返事はせず、こちらからはもう何もアクションを起こさないことにした。

 

…以前、Oさんの誕生日があり、プレゼントを贈ったことがあった。

そして私の誕生日が近づき、「誕生日プレゼント、何がいい?」と言われていた。

「今調子が悪いので当日あげるのは無理だけど、当日、電話でおめでとうだけは言うわね。それだけは絶対しなきゃいけないから」と言っていた。

 

案の定、おめでとうは言われなかった。

内心、ほっとしていた。

ちなみに、母からも何も言われないが、毎年のこと。

これも、ほっとしていた。

母の場合、今更言われると逆に気持ち悪いというか怖いのだ。

 

人と関わると、やっぱり、非常に消耗する。

楽しいときはいいけど、負の感情に変わったとき、恐ろしい。

 

こないだOさんに言ったばかりのことがある。

「近年、友達ができそうになっても、最初はいい感じでも、実は相手が変な人で、ダメなんです」

「大学の友達?」

「違います、全然関係ない」

「それはダメよ、そうそういい人なんていないわよ」

 

・・・本当ですね。。

 

そういえば、少し前にOさんが「幼馴染に失礼なことを言われた!」と相当立腹していた。

許さん!もう会いたくない!という感じで。

それまでは、しょっちゅうその幼馴染の話もしていたのに。

 

プライドが高いんだろうなぁ…

プライド>>>人間関係 なんだろうなぁ…

私の場合は、自由>>>人間関係 だなぁ。

 

そして絵画教室で。

Oさんは猫の看病や体調不良で1ヶ月くらい休んでいたのだが、その日は来ていた。

こっちをまったく見ない。目を合わせたくないのだろう。

他の人と楽しそうに元気そうに話している。

恐らく、空元気。平気なフリをしたいのだろう。

 

私の方はまったく平常心で、集中して描けた。

Oさんは終了よりだいぶ前に早退していった。

Oさんは教室ではあまり調子良く描けないのだ。

そのイライラもあると思う。

 

以前なら、Oさんの車で送ってもらうのだけど(最近は休んでいたのでなかったけど)、一人てくてく帰りながら、気ままに寄り道したりして、清々しい気持ちだった。

開放感を感じていた。

Oさんからはっきり背を向けられたので、友人関係は終わりということなんだなと改めて感じた。

「絶交よ」「友達やめる」なんてわざわざ言わないだろうから、モヤモヤしていたけど、これですっきりした。

 

思い返すと、ずっとOさんに振り回されていたな…、しんどかったな。

 

こんなことがあった(ほんの一例)。

Oさんは、友人Hさん夫妻とマッサージに通っていた。

車で片道1時間半くらいかかるところで、Hさんの旦那さんの車で行っていた。

ある日、Hさんが病気で入院した。

マッサージの予約をしていたので、OさんとH旦那さんとで行くことにした。

二人で行くのは不安なのでついてきてくれと言われてついていった。

最初は断ろうとしたのだけど、「予約してるから先生に悪いでしょ。私、キャンセルとか嫌いなの。H旦那さんと二人で行くってのもなんだか変だし不安だし。ランチ奢るから。おいしいハンバーグのお店があるのよ。」と自分の都合を私に押し付けてきて、どうしてもと言われて渋々承諾した。

当日、「貴女はその間、近くの図書館でも行っていればいい。図書館好きでしょ(笑)」とOさん。

しかし、H旦那さんが「プレゼントしますよ」と言うのでお言葉に甘えて、Hさんの代わりにマッサージを受けた。しかも、ランチまでごちそうなった。

Oさん「よかったわね!H旦那さんて優しいわね~!」と言っていたけど、この場合、Oさんが奢るべきだよねぇ。

 

Hさんはかなり重篤で、手術をして、まだしばらくは入院、安静が必要なので、マッサージには行けなくなった。

Oさんは、マッサージ師とは言え、男性と二人きりになるのが怖いから一人では行けないのだ。

「マッサージ行きたいんだけど、貴女は忙しいわよねぇ…」と言われ、「はい、そうですね」と断った。それくらい一人で行けと思う。

 

・・・もうそんなこともないんだな。

少し寂しくもあるような気もするけど、ほっとしたな。

「いい人だから」と我慢して付き合ってたんだな。

おべっかとか、褒めたりとか、本心ではないことを言うのも疲れてたな。

70代の体調不良や夫婦の不仲や友人関係のグチを聞かされたりするのもしんどかったな。

事あるごとに説教されるのも、非常にめんどくさかったな。

 

解放されたんだな・・・!ワーイ

 

プレゼントはあげ損だったけど、まぁいいや。

たまに奢ってもらった分のお返しとして帳消し。

 

Oさんは、個展を開くのだろうか?

多分無理だと思う。

私をアテにしていた。

チラシを作ってくれとか言われていた。設営や手配も体力がいる。

会場など費用も出し合おうとかなんとか言っていた。

こないだ「来年1月にやろうと思う」と言われて、私はまだ作品がないので断るつもりだった。

他の受講生のおじいさんと合同でやろうかなと言っていた。

実現するといいなと思う。絶対関わらないけど。

  

もし、万一、Oさんから歩み寄ってきても、表面的な知人、受講生仲間として付き合うつもりだ。

個人的な付き合いはもう遠慮する。

 

友達って、距離感が大事なんだな。

思えば、かなり干渉されていた。

体調の心配、仕事、結婚、家族のことなど。

「友達いないの?さみしいわね」とそれこそ失礼なこともよく言われた。

「貴女もそろそろ病気になるわよ、更年期障害が来るわよ、大変よ」と不安を煽ることもよく言われた。

よく電話がかかってきて「何してたの?」と聞かれて返事に困った。

しょっちゅう根掘り葉掘り聞いてくるんだ、嫌だったな。

いろいろお節介も多かった。

 

私は相手に合わせてしまう性格で、相手が近づきすぎても拒否できず、受け入れてしまう。

無理をしてしまう。

いい人だからと許してしまう。

距離感を保てなくなってしまう。

 

今回の失敗は、次に活かせる気がする。

でも、しばらくは友達はいらないかな。

やっぱり、一人が好きだ。

 

・・・そういえば、水星逆行。

今回、まさにその影響を受けた感じがする。

他にも、仕事の意思疎通がうまくいかなくてモヤモヤしたり、急に仕事が入ったせいで友人との飲みをキャンセルしたり。

やっと順行になったし、太陽が蠍座から去ったから楽になるそうだ(なぜかは知らない)。

でも、結果として良かったと思う。

 

Oさんとの友人関係は違和感と無理が多かった。

楽しいこともあったけど。

疎かになっていた本業をちゃんと頑張ろうと思い直した。

Oさんと付き合うようになってから、ちょうど仕事がほとんど来なくなったのもあり、Oさんに付き合う暇ができてしまったのも悪循環だった。

適度に忙しい方がちょうどいい。

こないだ、久々に仕事の依頼が来て、仕事をしたら楽しくて、一人で仕事をしているときが一番いいわと思った。

 

水星逆行は、悪循環を正すいい機会なのかもしれない。今回はそう思う。

 

友達との付き合い方にはルールが必要だ。

踏み込みすぎない、無理をしない、距離を保つ。

相手のペースに飲み込まれない。

余計なことは言わない。