40で生まれ変わる

40才からの楽で気ままな生き方を模索するブログ

何にでも効く薬の落とし穴…耐性菌。

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今回飲んでいる抗菌薬について。

 

セフジトレンピボキシル錠というお薬なんですが、

ジェネリック医薬品

・細菌をやっつける抗菌薬である(ウイルスには効かない)

・幅広く効くため、安易に投与すると耐性菌が出来てしまうので注意

 

【効能又は効果】

<適応菌種>
セフジトレンピボキシルに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリス、大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、ペプトストレプトコッカス属、バクテロイデス属、プレボテラ属、アクネ菌、百日咳菌

<適応症>
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭喉頭炎、扁桃炎(扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍を含む)、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、中耳炎、副鼻腔炎、胆嚢炎、胆管炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、眼瞼膿瘍、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、猩紅熱、百日咳

 

詳しくはここをご参照ください(引用元)。


とても幅広く効くんですね。

確かに、最初に飲んで6時間後にはだいぶ落ち着きました。

その後も緩やかだけど順調に改善していると思います。

 

病院では、2分くらい内診(触診+視診)と、簡単に診られただけなのに、こんなに効く薬を出してくれるなんて名医だ!なんて思ったのですが。

こんだけストライクゾーンが広いなら当然ですね。

 

しかも油断すると耐性菌がたくさんできてしまうなんて、とんでもない薬を出してくれたな!とすら思います。

新薬で何にでも効く薬っていうのは、耐性菌ができやすいというリスクがあるのです。

 

1日3回食後に飲むのですが、そうすると24÷3=8時間ごとに飲まないといけないってことです。

食後に飲むと1.6時間後に血中濃度のピーク、さらに1.5時間後に濃度は半分に下がるそうです。

濃度は下がるけど、8時間以内なら効き続けるってことでしょうかね。

その辺の詳細はよくわからないですが。

 

なるべく8時間くらいごとに飲むようにしています。

でも、普通に食後だと、朝:7~9時、昼:12~13時、夕:18~21時と、人によって間隔はまちまちですよね。

しかも、夕食から朝食までは12時間近く空いてしまいます。

1回でも飲み忘れてしまったら、薬の成分がない状態の間に耐性菌ができてしまう可能性が高くなります。

 

しかも、今回の菌(何かは定かではありません)だけじゃなく、存在するたくさんの菌の耐性菌もできてしまうかもしれません。

何の菌なのか精査してくれたら、ピンポイントに効く薬を選ぶ余地もあるのですが、ちょっと診ただけではわかるわけがありません。

それもあって、総合病院を勧められたのかもしれません。

ちゃんとした病院なら、菌を採取→培養→確定して、最適な薬を出してくれるのかもしれません。

 

でも、今回は状態も悪く、すぐに症状を抑えないといけないので、やはりこの薬が最適だったのかもしれません。

病院によっても常備している薬は違うでしょうし。

 

また、総合病院(200床以上の病院)には「初診に関する選定療養費制度」というのがあり、他の医療機関からの紹介状がないと、基本的に5,000円前後の別途費用がかかってしまいます(救急などは不要)。

今回、紹介状の料金は明記はないですが、恐らく600円くらいでした。

なので、いきなり総合病院に行くよりは、町医者で診断を受けて、紹介状をもらうのが順当なのですね。

 

 

ちなみに、「インフルエンザ菌」にも適応とあるので、「え?インフルエンザってウィルスじゃなかったの?」と思ったら、やっぱりウィルスなんですね。


ちなみにちなみに、インフルエンザは薬なしで治すものなんですね。


私は病院嫌いの薬嫌いで、風邪もインフルエンザも自力のみで治します。

熱があっても、それでウィルスを退治しているので解熱もしません。

自分が熱にやられてしまう場合は別ですが。

 

インフルエンザはかかった記憶はありません。

(病院に行かないのでわからない…^^;)

数年前、初めて39度以上の熱が出たときは、もしかしたらインフルエンザだったかもしれません。

そのときも病院には行かず、3日ひたすら寝て、できるだけ栄養あり消化のよい食事をして、栄養ドリンクを飲んで…と自然治癒で治しました。

すると、すっと熱が引く瞬間があり、食欲が出てきて、治ったと自覚します。

人体ってすごいな、私の体、よくがんばったね!と自分で自分を労います。

 

風邪も薬は必要ないです。

安静・睡眠と栄養を取るくらいでいいと思います。

ヘタに薬をよく飲んでいたら、耐性菌ができて、いざというとき、何も効かないで苦しみ続けることになるでしょう。

 

病院に行くほど辛いときは、とにかく効く薬を出してくれと思ってしまいますが。

そのときは仕方ないです。

 

今回の病気も、4ヶ月前から何度か症状が出たのですが、痛みなど無かったので放置して自然に治っていたのですが、それでよかったと思います。

結局悪化して、根治のための治療(手術)が必要かもしれませんが。

 

できれば薬(1週間分)を飲み切るまでに治ってほしいです。

また悪化すれば、紹介状を持って総合病院へ行きます。

ちなみに紹介状の期限は特にはないですが、大体1~3ヶ月以内くらいに行くのが良いそうです。

同じ症状なら許してくれるでしょう、多分。

 

免疫が下がっているときに菌が元気になってしまうので、常日頃から食事と生活に気をつけないといけないなと思います。

夏は食欲が下がって適当になってしまうので、ちゃんとしないと。

病気はそういうことにも気づかせてくれます。

これから年を取るにつれ、更に意識しないと。

 

#今週のお題「ちょっとコワい話」