40で生まれ変わる

40才からの楽で気ままな生き方を模索するブログ

仕事と、好きなこと は、リンクはしているけど、イコールではない。

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昨日、仕事が完了しました。

先週金曜に打合せ、土曜は結局何もせず。

日曜から昨日の16時頃まで作業をしました。

たまに休憩や食事や風呂など生活作業をはさみつつ、ほとんど仕事していました。

たった3日だけど、6日分くらい働いたと思います。

今回はざっと18~20万円請求しようかな~と考えています。

時間と労力とデザイン性(作業的なものは安め、デザイン性の高いものや絵は高め)で値段を決めるので、エクセルで表を作って計算します。

時間はメモをしていますが、これも最初からエクセルに記入していくように、システム化しようと思います。

 

一旦、クライアントのOKは出ましたが、親クライアントへのプレゼンで、また修正が入ると思います。

うまくいきますように・・・。

 

今回の仕事は、デザイン案(基本計画)というよりは、制作(実施計画、最終)なので、注文も細かいし、多少修正は入っても大きな変更は無く、2、3案考える必要もなく、すべて採用なので、忙しいけど気は楽です。

あとは親クライアントの好みの問題なので、修正がないとは言えないけど。

 

私はどちらか言うと、案出しの方が楽しくて好きです。

自分の思いついたアイデアで作れるのでわりと自由だし、方向性が合っていて、完成度が高ければ、一発OKであることがほとんどです。

 

私がデザインしたものではない、リニューアル的(既存の作り直し)な実施制作の方は、過去の制作物を参考にしたり、他人のデザインを作り直すことが多く、自由度はなく、作業的です。

つい、デザイン性を追加してしまうと、「こんなのいらない」と言われてしまいます。

まだ始めて浅く、どれも初めての仕事なので、この加減がよくわからず、こういう簡単な作業仕事ほど、悩ましいです。

クライアントAさん(58歳男性)の要求説明が下手で雑なせいもあって、簡単なものなのに何度も修正が入ったり。

Aさんが毎回違うことを言うので、「は?」と言いそうになります。

重要なことをよく伝え忘れられたり(そのせいで全体を作り直し…)、見積を出しても放置だったりも多いです。

 

ちなみに、このAさん、私の友人(42歳女性)の部下です。

Aさんが先輩だけど、友人が上司になっています。

友人が有資格であることもありますが、優秀さがやはり違います。私でもわかるくらい。。

友人の名刺に「主任」とあったので、友人に聞いてみたら、そういうことで、納得しました。

 

でも、実際に仕事をたくさんくれるのはAさんなので、やりにくい(意思疎通が困難、仕事が雑)けど、ありがたいです。

こちらの方が、ちょっと立場が上な感じもたまにあります。無理な依頼とか。。

もちろん、クライアントなので、常に下手に、礼儀を忘れないように気をつけています。

 

友人は主任なので、基本計画などコンセプトを考えることが多く、実施計画はAさんがすることが多いようです。

まだ2ヶ月しか経っていないので、そういうわけではなく、たまたまそういう時期なのかもしれません。

 

Aさんは打合せ時間が短く(若干せっかち)、説明が少ないので、こちらからしつこくヒアリングしないといけないな と思いました。

また、デザインをしすぎても蛇足になって修正が入るのもわかってきました。

キャラクターは、よほど要望がない限り、却下になってしまいます。

そういう性質の製品なのだな と思います。

キャラ作りたいんですけど・・・(単に好み)、ここではやめておこう。

 

「こういうのは、制作上、しないようにしてください」という注意、制限は、絶対だということもわかってきました。

それでもよいデザインのために、ちょっとここ、こうしてみよう とか、好意でやっても、当然却下です。

 

段々と、何をすると修正が入るかわかってきたので、出す前に自分で修正をかけることも覚えました。

「できた!・・・でも、ここ、多分Aさんなら、なくしてくださいって言うだろうな」と、せっかくできたものを、直して、シンプルにしたりします。

シンプル って難しいです。

作業的には簡単なのですが、それを考え付くまでが、試行錯誤の繰り返しで、一度作り上げたものをもう一度作り直したりします。

それは自分の中でやります。

たまに、そこを端折ってしまい、クライアントから修正が入ったり、そういうことじゃないと言われたりします。

そうなると、無駄なやり取りも増えて、クライアントにも負担が多くなり、やりにくいと思われてしまうので、そうならないよう気をつけないといけません。

 

目指すは、修正のないデザイン。

それが「自分の良いデザイン」とは限りません。

こうしたいけど、これは求められてないので、こうしないといけない。

理想と現実の狭間での葛藤。

 

まぁ、慣れれば、正解に辿り着くのも早くなります。

昔、恩師にも言われました。

「プロと素人(経験の浅い人)の違いは、正解への最短ルートがわかるかどうか」

これを繰り返して、プロに近づいていくのだな と。

 

しかし、CADで描くような図面とか、簡単なサイン(案内板)とか、「これ、私の仕事?」と思うようなものも多々あり(実施は特に多い)、悶々としながら作ることもあります。

そんなのに限って細かい修正が多く、「こんなもん、自分で作れや!」と思ったり。

クライアントは設計事務所なのです。

そのイラストとか絵的なデザインな部分を、私が請け負っています。

プライドというわけではなく、図面作業は、担当が違う気がするのです。

とはいえ、お金がもらえるので断りはしませんし、デザインより簡単なのでウマいんですけど。

 

昔、私も設計の仕事をして、CADで図面を描いていたので、懐かしくもあり、製図は好きですけど。

図面をイラレで描くのはちょっとしんどいです。

やはり、描くものによって道具は変えないといけません。

あまりに図面が多くなってきたら、CADをおさらいして、ソフトを導入しないといけないな・・・。

CADオペか。

 

でも、CADオペも、本当はやりたいんですよね。

割がいいし、CAD製図、好きなのです。仕事として好きです。

ただ、田舎ではCADオペは需要があまりないと聞きました。実際はわかりませんが。

CADオペの仕事はあるけど、既存のオペが全部賄える量しかなく、オペのイスはなかなか空かないから、新参は難しい ということです。

それほどおいしい仕事なのです。

東京なら、常に需要は多く人手不足なので、CADオペでもやっていけそうですが。

東京に行くつもりは今のところありません。

 

CADは少し勉強すれば思い出せるので、やってもいいかもしれません。

需要があればやります。

 

仕事と、好きなこと は、リンクはしているけど、イコールではないですね。

好きでもないことを仕事にするのは、人生の仕事の割合が少なめだったらいいと思います。

好きではないから、こだわることもなく、必要最低限の効率で済むと思います。

 

今の私の場合は、7割好きで、3割はそうでもない かな。

イラレは楽しいけど、一番好きってわけでもないです。作れるものに限界がありますし。

 

CGは10割好きだったので、楽しいけど辛かったです。

好きにデザインできないのも辛いけど(CG仕事ってセンス悪いの多い)、技量不足でいい仕事ができない、理想を実現するのが難しいのも辛いです。

1日中、1年中、CGのことを考えてしまうのも辛いです。

自分よりできる人が多いのも、辛いです。

常に技術や情報を追ったり、ソフトやツールがたくさんあってどれも高価だったり、パソコンも常にハイスペックを維持したり、毎月雑誌などを講読しないといけなかったり、お金はかかるし、神経もすり減らします。

みんなそんなこと、よくやってるな~と感心します。

そんなに苦労しているのに、報酬は安いんですよね。特に雇われは。納得いかない。

 

今の仕事は、建築の経験や知識も活かせるのも、よかったな と思います。

いわゆる、グラフィックデザイナーやイラストレーターだけでは、ちょっと足りないのです。

建築専門的な要素も多いので、自分にはそれを難なく理解できる強みがあります。

図面も描けますからね・・・(どこまでやらされるやら・・・)

コンセプト資料も、建築的なことをこっちが考えて構成することも多いです。

大学の課題みたいで懐かしいね なんて、友人と言いながら(実際はそんなに甘くない・・・)。

 

仕事中は「もうやだ!こんなのやめてやる!」なんて一人で言いながらやったりしています。

Aさんの依頼は、納期3日とか短いものが多いので、その間、生活もままならなくてしんどいです。

でも、終わったときは本当に、開放感と安堵で、幸せいっぱいになります。

まだ気は抜けませんが(修正)。

 

まだ2ヶ月ですからね。早く慣れて、こんなの1日で片付けたいな~。

 

しかし、毎回長文になるなぁ・・・さらっと書けないかな?

文章も勉強したい。