名刺を作った。印刷屋で無料サービスを利用してみた。コンビニ印刷もしてみた。
6月は少し忙しかった。
いろいろ買物・注文、美容院、取引先へ挨拶など。
①買物・注文
- 名刺
- 蛍光灯
- 選考試験のための参考書
- 押入収納ケース
- 生活用品をまとめてネット注文
名刺
挨拶まで数日しかない。印刷会社の「デザインを入稿してネット注文なら即日発送」という言葉に惑わされた。実際は注文から発送までに数日かかってしまうことが多い。余裕を持って注文すべきだった。6/1注文→6/3発送→6/5到着(注文から5日かかった)だった。間に合わなかった。
そこで、今回持っていく分は自作することにした。両面デザインだったが片面にデザインし直し、PDF保存してローソンで光沢紙カラー印刷(A4:120円)した。
イラレのドロップシャドウ、光彩(影)などのスタイライズ効果があまりうまくいかなかったり、ベタ塗りに白線が入ってしまったり(特に薄い色)、文字がかすれ気味だったり、色が思ったより濃く暗めになっていたり(でもこれは注文印刷でもそんな印象だった)、クォリティはやはり低いが、なんとか名刺として形にはなったかな という感じ。色自体は案外きれいに出る。
また、注意点として、予想より小さくなってしまうこと。横幅で5mmくらい小さくなってしまう。イラレでA4サイズでmm単位で名刺サイズで作っても、実際のプリンタでA4を選んだとき、原稿の周りに余白を足されてしまう。もしかしたら余白を足さない実寸サイズ(拡大縮小なし)も選択できるのかもしれないけど、見当たらなかった。なので、制作時に1.055倍くらいにしてA4いっぱいに配置したらよいかもしれない。それか、210 × 297 ミリから余白を上下左右5ミリずつ減らした原稿サイズ(200 × 287)に実寸ミリで作ればよいかも。それが正解な気がする。
色は目標よりも明るめで。印刷モード(そんなものはないが)で確認できればいいのだけど、印刷機・インクの個性もあるので難しいか。当然CMYKモードで作成するけれど、実際のインク色とは違うから難しい。
紙質は表裏が違って表は光沢、裏は若干エンボスのかかった裏っぽさで、名刺向きではないが、個人用ならまぁいいかという程度。ビジネス向きではない、チープな感じではあるが、まぁ仕方ない。明日必要だから…。
せっかくなので、色をいろいろ試してみるために、背景色を全部変えた。白地ではなくカラーを背景色にした名刺。実際4人に渡したが、「全部色がちがーう!」と好評(?)だった。ロゴも作ってポイントにしていたためか「ロゴの仕事もしてもらおう」と言われた。自作名刺は成功したようだ。
注文した名刺は、完成度高く、紛れもない立派な名刺で、とてもうれしい。スコットランドという高級紙で、表面が凸凹で素朴な雰囲気ながら厚みがありしっかりしていて、ちゃんとした名刺 という印象。柔らかい雰囲気を出したく私のデザインともピッタリで思った通りの出来。表は白地にロゴと職業(デザイナー)・名前・電話番号・メールアドレス・ポートフォリオサイトURL、裏は全面カラーベタでロゴをさらに進化デザインしたものを真ん中に配置。
今回は無料サービスを頼んでみた。だから時間がちょっとかかった(無料なので優先されない、無理がいえない)のもあるが、スコットランド紙はオフセット印刷のみなので時間がかかったらしい。
たった100枚、しかも無料なのにオフセット印刷で作成してくれるとはすごい。普通ならインクジェットのオンデマンド印刷だろう。紙も最高級以外はほぼ選べるし、すごいサービス。両面カラー印刷もOK!1人1回きりなのでよく考えてデザインもしてから注文する方がよい。普段なら躊躇するかもしれない高級紙を選べるのだから。これは本当にオススメ。次回も頼もうかなって思う。無料で送ってくれるサンプルだけでも先に頼んでおくとよい。シールなんかも作れちゃう。エンボスもいいなぁ。高いけど。
紙サンプルがないときに焦って注文したので紙選びに苦労した。リネンとヌーヴォもいいなぁ、どっちにしようかな で数時間。紙質に加え、紙の色もあるので、白がいい場合はその辺も要注意。案外黄色っぽい紙が多い。ユポやプラスチックなど紙ではない素材も雰囲気がよい。いずれも自分のデザインやイメージ、印象に合ったものを選ぶとよいだろう。正解はない。自分的にはラメ系、生成り系(白以外)はナイので、選択肢は狭い。
印刷屋さんが名刺として売っているのでどの紙を選んでも名刺として充分。安い紙でもいいと思う。100枚数百円~で作ってくれるのでありがたい。