お絵かき。イラレのブラシ設定など。
何も考えずに5分くらいで描いたものです。
(何も思いつかないとき、とりあえず女の子と動物を描きます…)
イラレのブラシ(線)と塗りブラシ(色付け)で描きました。
筆圧で太さが変わるシンプルなブラシを設定しました。
デフォルトのラウンドブラシをコピーして設定を以下のように変えます。
一番下の直径を変えるだけです。直径と変位は同じ数値にすると良いです。
このブラシが一番スルスルっと描けて楽しいです。
イラレのブラシは初期設定のままだと、描いたとおりの線になりません。
勝手に端折って単純な線に変えられてしまうのです。
それを解消するために、ブラシの設定をします。
ブラシツールアイコンをダブルクリックして、ブラシツールオプションを開きます。
そして許容値の精度を最小値の0.5にします。
フリーハンドで絵を描くときにブラシを使うことが多いですが、精度で上記のような差が出ます。
精度の数値を上げるほど、アンカーポイントの数が少なく整理された線になります。
ブレを出したくない、まっすぐできれいな線を引きたいときに適しています。
また、アンカーポイントが少ない方がデータの量も少なくて済みます。
繊細な線を引きたい、描いたままの線になってほしいときは、精度を最小の0.5にします。
デジタルで絵を描く仕事をする人にも「ペンタブが苦手」という方がいますが、恐らく、初期設定のままで意図した線が引けなくて、描いては消して…を繰り返すうちにイヤになるのだろうと思います。
私も最初はそうでした。
ペンタブの設定なのか、イラレの設定なのか?
イラレの設定だろうけど、どこで設定すればいいのか?
それとも選ぶブラシによるのか?
・・・ごく簡単なブラシ設定(精度)で解消します。
ペンタブが苦手な人は、「やっぱりアナログが一番いい」という結論に至ることも多いようです。
- 紙にペンで描く
- スキャンするか写真に撮る
- フォトショで開いて、コントラストを上げたり調整をして保存する
- イラレで開いて、ライブトレースでパス化する
・・・非常に面倒で、苦労したわりにイラレで編集しづらい使い勝手の悪いデータになってしまいます。
最初からイラレのブラシで描いた方が、アンカーポイントや太さやブラシの種類など、線のあらゆる調整ができて便利ですし、使い回しもしやすいです。
ただ、イラレとペンタブで絵を描くのは、慣れとコツが必要です。
私もまだまだ・・・。
これから、できるだけたくさん絵を描いていこうと思います。