40で生まれ変わる

40才からの楽で気ままな生き方を模索するブログ

さっき篠田桃紅さんを知った。「一人で生きて行く」とは。

ふと、このブログのアクセス解析を見ていて、「Google の詳しいアクセス元ページ」に「女 独身 人生敗者の生き方」という検索ワードを見つけました。

 

「敗者」とはまた失敬な… と思いつつ、どんなふうに載っているのか~と、開いて見てみました。

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↑ おお、3番目にありますね(笑)

 

その下の方に、こんな記事を見つけました。

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ame8.hatenablog.com

 

 

篠田桃さん という、103歳(3月で104歳)の美術家の方の本ですね。

初耳です。とても有名な方のようです。

上記の記事で、大方の内容はわかりました。

図書館にこの本があるようなので、明日にでも借りて読んでみようと思います。

2016年4月にも、「人生は一本の線 」という本を出されているので、これも読んでみよう。

ずっと家にこもりきりで運動不足だったので、ちょうどいい用事ができました。

図書館は歩いて30分ほどかかります。それはさておき…

 

 

私はまだ「一人で生きて行く」という覚悟や確信は持てていません。

篠田桃紅さんの人生では、43歳で渡米し、そこから世界中で評価され、今に至るようです。

 

私はというと、42歳になって少し経ちましたが、まだまだ何も大成していません。

デジタル系表現技術を、浅く広く、気の向くままにつまみ食いしているような感じです。

 

一応、自分なりの目標はあります。

「デザインもプログラムも手に入れて、一人で全部操れるようになって、一人で自由に作りたい」…一人で何でもやりたいんですよね^^;

 

仕事では無理なので、趣味の範囲でやることになると思いますが、本当にそうなれたら、最終的には仕事として受けたいと思います。

 

でも、プログラムは苦手でなかなか頭に入ってこず、達成は難しい。。

今も、自主勉強をしていたところです。

習ったJavaではなく、PHPを・・・。

なぜなら、Javaの作品をサーバにアップしようとしたところ、Java対応のサーバは少ない上、永続的に結構お金がかかる。

PHPならタダでアップできる。じゃあPHPで作り直してみよう…と。

1週間でやりたいけど、できるかなぁ…。

 

本当言うと、こんなことよりも、就活をしないといけない という焦りがあります。

ガッコウも、クラスメイトも、「すぐにも就活して当然」「誰々が就職決まりました」と、就職主義な人がほとんどなので。

 

でも私は、どうしても、今回の成果をポートフォリオに上げてからでないと、前に進めない そんな気がしています。

今しないと、もう二度とプログラムは触らない気がする。

できるとこまでやってみたい(今はPHPMySQLですけど)。

(必要というより、こだわりです。多分、他の人からすれば無駄なこと。。)

 

プログラムは、まさに私にとって「自由」になれる道具、武器

デザインは感性と勢いで作れてしまいますけど(もちろんセオリーを踏まえた上で、さらに必要に応じて独自のアイデアを入れて)、プログラムはしっかり文法を守って論理的に組まなくてはいけません。

どちらも論理的ではあるのですけど、デザインのように感性と勢いで突っ走れない。

しかし、プログラムを制することができれば、デザインももっと効率的に速く操れる

そんな夢想(無双)を抱いています。

 

今のところ、プログラムは無理 と自分でも思います。

けど、今やらなかったら、なんだか後悔しそうな気がして。

就活そっちのけで、勉強をしたい と、心が言っています。

 

クラスメイトの男性たちは、わりとドライで、勉強よりも就職

(女性も数名いましたが、同じ土俵(レベル)ですらない…論外。)

楽に生きたい。給料重視。あまり仕事したくない(定時で帰りたい)。プログラムは仕事ではしない(最初から受講は就活しながらお金をもらうためだけ…)。

…という、ある意味、器用な、世渡り上手な、効率的な(?)、冷めた考えの人もいました。

 

私もそうすべきかな…? と流されそうになっていましたが、やっぱり私は不器用で、自分の気持ちに逆らえないようです。

その「就職主義」の考えに染まりそうになりつつ、何かモヤモヤとして、動けないでいました。

 

そして、不安ながらも、「まず勉強したい、作品を仕上げたい」という心のままに動き始めています。

2,3ヶ月、勉強してみてもいいかな と。

いやでも、そんなに悠長なことは言っていられません。就活もしつつが理想。

 

そんなとき、篠田桃紅さんのことを知り、「『自分は自分』でいいのかな」と少しほっとしました。

 

篠田桃紅さんは子供のときから、自分の意志に従い、したいようにしてきたのかな と思います。

普通は、人と違うことをしていると不安になりますよね。

他人になんと言われようと、自分を持って、自分を信じて、一人でも寂しいとも思う術すら知らず(我輩の辞書に「寂しい」はない)(充実していると「寂しい」なんて思う暇もないんですよね、多分ずっとそんな状態なのでしょう)、思うままに、でも気負わず気軽に生きているのだなぁ。

 

私もそんな生き方がしたい。

 

けどやはり、不安と、自信のなさと、寂しさと、未熟すぎる自分。

まぁ、すぐには無理ですよね。

何年かかってでも、自由を手に入れられたらいいな。

 

みな、なんで結婚するんでしょうね。本心からしたくてしている人がほとんどなのでしょうか?「しなければ」という社会通念からする人も多いのでは…?

 

自分のしたいことをするには、家族が足かせになっている友人(男)もいます。

無理に夢を叶えようと遂行したら、家族崩壊の危機。だから何年も進めずにいます。

 

私も、結婚が自分に必要なのか(まだやっぱり未練や期待はある)、自分基準で考え直したい。

 

篠田桃紅さんの考え方に寄せるわけでも、マネをしたいわけでもありません。

ただ、そういう生き方や考え方もあって、満足と幸せがある という一つの答えを見て、参考にしたい。

 

結婚しないと「敗者」だという価値観はまだまだ多数派で、自分もまだそう思っている。

「そんなことはない」と胸を張って言える、いや、そういう人は別に他人にわかってもらわなくてもいいのだろう。

 

私が今の時点で言えるのは、やはり、「自分は孤独に強い」ということ。

多分、多くの人は、私みたいな孤独な毎日を生きていたら、気が狂ってしまうでしょう(笑)

 

私の楽しいことと、他者(特に私が最近まで気になっていたKさん)の楽しいことは、違うのでしょう。

 

私は、一般的なエンタメ、娯楽はあまり楽しいと思えません。

他人が作った造り物を体験したからって、自分が変わるわけでも、永続的に楽しいわけでもありません。

楽しいのは一瞬で、その後、かえって虚無感すら感じます。

そしてわりとすぐに忘れ、次の楽しさを求めます。

ずっと満たされないままです。

 

私が楽しいと思うのは、勉強したり、人の考えを見聞きして、自分のとなりとなっていくこと。

それは消えて無くなることはありません。

さらには、それを武器道具にして使って、自分で生み出すこと。

そこに満足感、充実、幸せを感じます。

 

それを形にしたのが(今の時点では)、ポートフォリオです。

いや、これを見ると、自分の拙さ、未熟さ、過去、不出来に、すごく恥ずかしく、すぐに閉じてしまいたくなるのですが…。

最近は人に見せられるようになってきました。

恥ずかしいけど、今の自分です と。

 

で、そこにまた足す=更新するために、作ろうとしているところです。

 

出来上がるかな…。自信はありません。

 

就活目的なら、こんなに苦労してもあまり役に立たないのはわかっています。

さらっと流し見られて終わるでしょう。

でもやっぱり、省けない気がするのです。自分が納得するまでは。

 

面倒な性格。

 

篠田桃紅さんの本を読んだら、また気持ちが変わるかも。楽しみです。

多分、今まさに欲しかった情報であろう と思います(期待しすぎかな)。

 

一人で生きて行く」という言葉に目を引かれましたが、それは目的ではないと思います。もちろん、篠田桃紅さんもそう(それが目的と)は言っていないと思います。

 

人それぞれ、自分の人生で優先順位があって、一番したいことを優先したら、一人が都合がよかった ということなのだろうと。

なりたくて一人になった というわけではなく、一人であることが必然、当たり前だった。

 

だから、一人でいることを、別に意識しなくてもいい と、言っておられるんではないかな と。

意識は、自分と、したいことに集中されているのだろうな、きっと。

 

ついつい、「一人の生き方」に興味を持ってしまいますが、大事なのはそういうことではないのだろうな。

ただ、一人であっても、不安になることも、後ろめたく感じることも、恥じることもない と、勇気付けられることは、未熟な私には必要です。

 

私もいつか、そうやって、行き方を振り返ることがあるのかな。

死ぬ瞬間まで進み続けるのでしょう、誰もが皆。

あまり気負わず、気の向くままに、気楽に、気軽に生きていきたいものです。

楽しんでいれば、目標もいらないのかも。