40で生まれ変わる

鷹の選択…鷹は40年以上生きると、何もせず死ぬか、自らクチバシを折り爪をはぎ羽根を抜いて生まれ変わり30年生き延びる。自分も40才を超え、今のままでは生きていけないことを悟り、起死回生をしなければ…

デザインは・・・

40を過ぎて、やっと、仕事というものに向き合うようになってきた

気がする。

 

まともに就職したのは、新卒のときくらいだ。

建築設計事務所で、意匠建築設計の仕事に就いた。

でも、自分には建築なんて難しすぎて、3年半で辞めてしまった。

 

その後は、大体、3DCG制作の仕事をしていた。

 

珍しく正社員となったこともあるけど、

仕事がつまらなくて1年で辞めた。

でも、今思うと、一番悩まずできる仕事だった。

社長がちょっとヘンな人で、

「今、君の稼ぎで、会社の借金を返している。

 あと3年はかかるだろう。

 だから、まだしばらくボーナスは出せないが、

 がんばって、会社を支えてくれ。」

・・・と(笑)

 

そんなんでモチベーション上がるかっ!

その会社では、その時代にしてはちょっと進んだことをしようとしていたので

それをやりたくて志望したのだが、

それは、お金ができてからやるので、しばらくはその事業は休止するとのこと。

で、請負で、某携帯ゲームのアバター商品を作っていたんだが、

それが単調で、すぐ飽きてしまった。

 

今思うと、そういうコツコツ作業、わりと自分に合っているし、

今だったらフリーランスで請けたいくらいだが。

会社に所属してやると、安い給料しかもらえないけど、

直接だったら、結構稼げる。

その仕事のフリー契約をして辞めればよかったなぁ。。

 

その頃はまだ、フリーランスなんて夢のまた夢 と思っていた。

 

それから、いろいろ転々として、いろんなCGの仕事をした。

 

でも、段々と、CGの仕事に希望が持てなくなっていた。

CGの仕事をしていると、生活がまともにできなくなるのだ。

毎日12時間労働は当たり前。

終電で帰ったり、帰れなかったり。

会社で数時間寝て、そのまま仕事。

徹夜ですることもしばしば。

(前述の、アバターの仕事は、遅くても22時には帰れる、

大体20時くらいには帰っていたから、楽な方だった)

 

その頃は、東京で仕事をしていたから、通勤も地獄だった。

片道1時間半は当たり前、通勤ラッシュの時間帯とはややずれているので

比較的楽ではあるけど、それでも乗客は多い。

一日3時間も通勤に費やす。

それで生活時間はさらに削られる。

 

上司を見ていても、生活が楽になるどころか、

休日も仕事をしている人が多い。

責任もあるし、管理もしないとだし。

 

明るい未来なんてまったく描けなかった。

 

それで、再就職しようにも、気が進まなかった。

仕事自体は楽しいんだけど、状況が耐え難かった。

 

それで、適当なバイトでその場しのぎをすることも多くなった。

「この仕事が終わったら、辞めてしばらくのんびりしよう」

そんなクセがついてしまったかもしれない。

 

本当は、ずっと長く仕事できる場が欲しかったけど。

見つけることができなかった。

 

40近くなると、再就職も難しい。

CGなんてなおさら。

それでも、非正規ならなんとか、入れなくもない。

作品を見せれば、ひっかかるとこはいくらかある。

 

でも、もうバリバリのCG職に就く気が、もう起きない。

無理だと思ってしまう。

 

それで、かつての建築もからめて、

建築CGをしたい と思っている。

 

実は、東京で2社受けたことがある。

1社は2度面接して、最終で、落ちた。

「将来、どうなりたいか?」という最後の質問で

「独立したい」と答えてしまった。

その会社は、一緒に会社を盛り上げてくれる人が欲しかったのだ。

真逆のことを言ってしまった。

 

わりと自分に合いそうだったし、

Mayaでもよい(普通、建築CGはMaxというソフトを使うところが多い)

とのことで、私の作品も気に入ってくれて、好感触だったのに、

そのときの私は、大馬鹿者だった。

今だったら、うまくできるのに・・・

と思っても遅い。

 

2社目は、まったくダメだった。

面接までは行ったものの、Maxのテストがあり、

まったく使ったことのない私は、何もできず、即落ちた。

年齢もあるだろう。

 

こっちに来て、受けようかな と思っている会社が一つ、二つある。

数は少ない。

これらがダメなら、残すは、フリーランスか・・・

いきなりできる気がしない。

 

いずれはフリーでやりたいけど、

建築CGは独特の手法があるので、会社でそれを習得したい。

数年やって、客もできたら、満を持して独立したい。

(でも、それは絶対言わない。。)

 

前に、フリーの仕事を依頼したいと言ってきた友人の会社も

建築CGの仕事もあるそうで。

安いし、納期も短いけど。

独学であっても、求めるものが作れるなら、依頼できるよ と。

本気で独学すれば、できないこともない。

 

ただ、建築CGのノウハウが手に入る書籍が、ほとんどない。

あっても古い。

基本がわかればできるのかもしれない。

いい本があっても、多分、ソフトはMaxだろう。

当面はMayaでやるしかない。

 

知りたい手法は、むしろ、3DCGではなくて、

2DCGでの加工の仕方や、絵の描き方だ。

全部を3Dで作るわけではなくて、見せたい絵を決めてから、

見える部分だけをそれらしく作り上げるのだ。

大まかに3DCGで建物を作って、細かい部分や演出、背景などは、

フォトショなどで描き込むのだろう。

パーツのストックもあれば、短時間で作れるだろう。

結局、パースを手描きできるくらいの技術が必要かもしれない。

 

学校があれば行きたいんだが・・・

だから、会社で修行したい。

ノウハウを盗みたい。

 

加えて、AEも使えるので、動画も作ったら、需要が増えるかもしれない。

AEだけで映像を作れるくらいのスキルもつけたい。

たくさん作品を作ることで力がつくだろう。

今のところ、AEではほとんど作ってないので、すぐにはできないけど、

簡単なものでいいから仕事として請けていくことができれば、すぐ上達すると思う。

 

とはいえ。

今だ、絵に描いた餅。

ああしたい、こうしたい とは思うものの、

全然、近づいていない。

 

これから半年、無職の間に、

友人の会社の仕事を少しずつ請けながら、

建築CGや映像制作の方も独学して、

作品を作って、ポートフォリオをもっと作り込んで、

まずは、建築CGの会社を受けてみたい。

 

ダメなら、友人の会社のフリーの仕事を少しずつ増やしながら、

パースとか、建築よりの仕事も請けてみたい。

 

CADも覚えたいなぁ・・・

仕事として、わかりやすそうだから。

 

自分でデザインする仕事は、楽しいけど、悩むからなぁ。。

(今やっている仕事もそう。。)

 

以前は、「CGの仕事をするんだ!」と、視野が狭かったんだけど、

段々、3DCGへの執着はなくなって、

デジタルのデザインなら、なんでもしたいと思うようになった。

Webでもいい。

 

できるものはなんでもしたい。

今やってる、グラフィックデザインの仕事だって、

最近になって、ついでの仕事で始まったものだ。

前にいた会社では、運営スタッフの傍ら、

Webに載せるデザインを作ってみるようになり、

それが積み重なって、結構な量になった。

 

それで、ポートフォリオが充実して、

ポートフォリオを見せるたび、感心されるようになった。

これがあれば、結構、デザイン系の会社には、目を止められる。

 

今の会社も、41歳ながら、若い応募者よりも選んでもらえたのは、

このポートフォリオがあったから。

「優秀な人」と言われていたそうだ。

実際は「遅い」と文句言われているけど。

作ったものを見せると「いいね」と言われる。

 

やっぱり、デザインの仕事がいいな。

生みの苦しみは、本当に辛いけど、

作っているときは楽しいし、

遅いと言われるのだけは辛いが、

数をこなせば早くなるだろうし。

 

デザインの仕事なら、なんでもいい。

武器はまぁまぁある。

 

当面の課題は、スピードだ。

遅いのは確かだ。

 

世の中のいろんな作品も、もっとたくさん見ないと。

映画もここんとこまったく観てないけど、観に行くようにしたい。

 

デザインのことを考えると、年齢なんか忘れる。

ワクワクしてくる。

作らなきゃ。

作れば作っただけ、上達する。

見せることができる。

 

 

ここんとこ、暗い気持ちになっていたけど、

ちょっと気が明るくなってきた。

 

デザインは・・・一生モノの財産になるだろう!

(ただし、努力次第。)