冬の日 -水星逆行と人肌と雪-
今日で水星の逆行が終わる。
1/5~1/26 水星逆行の時期は、契約や新しいことを始めるのは良くない
という。
いろいろトラブルが起こるらしい。
今期は特にそれが顕著だったような。
世の中的にも。
・・・
他にもあったかな?
年明け早々、なんだかざわざわ騒がしい。
とはいえ、私はずっと家に居たので
誰ともそんな話をすることもなく、
ただSNSやネットニュースで見聞きするだけ。
唯一、大寒波と雪は、体感した。
気温がマイナスになることはほぼなく、
雪もそうは降らない。
-4度にまで下がり、一時不安になるくらい寒かった。
雪は1/23~25まで降り、きれいに積もって雪国のような景色。
40年ここで暮らす友人・知人らも、こんな雪は初めてだという(FBで)。
東京や埼玉なら、こんな雪や気温、毎年普通にある。
それでも、すっかりこちらの気候に慣れた私は
急に本格的な冬が来たことにおののいた。
初めて使う湯たんぽに戸惑いつつ
人肌にも感じるそれに、安心も感じた。
こんな温かい抱きぬいぐるみがあったらいいなぁ・・・
昔よく、若い男子から
「人肌、恋しくないですか?」
と言われた。
お誘いを断ると、そう言われるのだ。
そのときは別にそうとも思わなかったけど、
寒い冷たい布団の中で
人肌にも似た湯たんぽを横に置いて寝ていると
人肌が恋しい・・・
切に思う。
***
雪は、いつも見慣れた風景を
まるで別世界のように変えてしまう。
白い雪で覆いつくして、汚いものも何もかも隠してしまう。
夜は特にきれいだ。
外灯が照らす光を雪が拡散して明るくなる。
まるで雪自体が少し発光をしているかのようにも見える。
青白い雪の世界。
ずっとこのままだったらいいのに。
1/25には気温も0度以上になり、雪は少しずつ融け始めた。
雪面は人が踏み荒らして、ところどころ地面が現れ
でこぼこになり、汚くなってきた。
光の拡散も減った。
そして、そろそろ水星の逆行が終わる。